Corresondendence

対応

対応は、一つの点に対して複数の値を対応させることを許した写像の一般化であり、その性質を研究する分野です。WIISでは、対応の定義、連続性、半連続性、ベルジュの最大値定理、不動点定理などを中心に、現代解析学や数理経済学の基礎を体系的に学ぶための教材を提供しています。

対応の分野

対応

集合のそれぞれの要素に対して別の集合の部分集合を1つずつ定める規則を対応と呼びます。ここでは対応、対応による像、逆像(上逆像・下逆像)、逆対応、対応の連続性(上連続性・下連続性)、ベルジュの最大値定理、および不動点定理などについて解説します。

学習ガイド

論理学を学ぶ重要性|なぜ論理的に考える力はあらゆる学問と社会で役立つのか

論理学は数学のためだけの学問ではありません。論理的に考え、議論し、判断するための基礎となる学問です。本記事では、数学や経済学における論理学の役割だけでなく、日常生活や社会問題、AI時代における論理的思考の重要性について解説します。

命題論理と述語論理の違い|なぜ述語論理を学ぶ必要があるのか

命題論理と述語論理は何が違うのでしょうか。命題論理は命題同士の論理関係を扱いますが、個体や「すべて」「ある」といった表現は扱えません。本記事では、命題論理の限界と述語論理が必要になる理由を説明し、大学数学や理論経済学との関わりについても解説します。

なぜ大学数学では証明を学ぶのか|高校数学との違いと証明の役割

大学数学では、計算だけでなく証明を重視します。なぜ証明が必要なのか、高校数学との違いは何かを解説しながら、大学数学における証明の役割と学ぶ意義を説明します。

新着教材

閉グラフを用いた対応の連続性の判定

対応が閉グラフを持つことと、その対応が閉じていることは必要十分です。また、閉グラフを持つ対応の終集合がコンパクト集合である場合、その対応は上半連続になることが保証されます。

逆像と位相を用いた対応の連続性の判定

対応の連続性(上半連続性・下半連続性)の概念は、対応が終集合の部分集合に対して定める上逆像や下逆像が満たすべき位相的性質として表現することが可能です。

ベルジュの最大値定理

目的関数が連続であるとともに制約対応が非空値かつコンパクト値をとる連続対応である場合、価値関数は連続な実数値関数になるとともに、最適選択対応は非空値かつコンパクト値をとる上半連続対応になります。これをベルジュの最大値定理と呼びます。

制約付き最大化問題

パラメータの値が与えられたときに、その値のもとで定まる制約集合と目的関数から制約付き最大化問題と呼ばれる問題を定義します。また、それに関連して、価値関数や最適選択対応、選択子などの概念を定義します。

最大値の定理・最小値の定理

コンパクト集合上に定義された上半連続な関数は定義域上において最大値をとります(最大値の定理)。また、コンパクト集合上に定義された下半連続な関数は定義域上において最小値をとります(最小値の定理)。

対応の連続性(上半連続性・下半連続性)

位相が設定された集合A,Bの間に定義された対応f:A→Bについて、それが定義域上の点において上連続であること、下連続であること、そして連続であることの意味をそれぞれ定義します。これらは写像の連続性を一般化した概念です。

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