良い学習ノートを書くためのポイント
学習ノートを書く目的は、知識を披露することではありません。
学んだことを自分の言葉で整理し、理解を深めることにあります。
WIISでは、完成された論文や専門的な研究成果だけでなく、学習の途中で得た気づきや疑問、考察などの投稿も歓迎しています。
ここでは、学習ノートを書く際のポイントを紹介します。
完璧を目指さなくてよい
学習ノートは研究論文ではありません。
すべてを理解してから書こうとすると、なかなか投稿できなくなってしまいます。
例えば、
- ここまでは理解できた
- この部分はまだよく分からない
- 自分なりにこう解釈している
といった内容でも十分に価値があります。
むしろ、理解の途中経過を記録することによって、自分自身の思考の変化を振り返ることができます。
自分の言葉で説明する
教科書や参考書の内容をそのまま書き写すだけでは、学習ノートとしての価値は高くありません。
重要なのは、
「自分はどのように理解したのか」
を説明することです。
例えば、
微分とは変化率である
と書くだけでなく、
微分とは、ある瞬間における変化の速さを表していると理解した
と書く方が、自分自身の理解を整理できます。
数式だけで終わらせない
数学の記事では数式を使うことが多くあります。
しかし、
A ⇒ B
B ⇒ C
∴ A ⇒ C
だけでは、読者には意図が伝わりません。
数式を書いたら、
- 何を示したいのか
- なぜその式が成り立つのか
- どこが重要なのか
を文章で補足することをおすすめします。
数式と文章を組み合わせることで、より分かりやすい記事になります。
疑問や失敗も記録する
学習ノートには成功体験だけを書く必要はありません。
例えば、
- 誤解していたこと
- 証明でつまずいた箇所
- 本を読んで混乱した点
なども立派な記録です。
後から読み返したときに、
「以前はここで悩んでいた」
ということが分かり、自分の成長を実感できます。
また、同じ箇所で悩んでいる読者の参考になることもあります。
読みやすい構成を意識する
長い文章を書く場合は、見出しを活用することをおすすめします。
例えば、
- 問題提起
- 学んだ内容
- 考察
- まとめ
という形で整理すると読みやすくなります。
箇条書きや画像も適切に利用すると、より伝わりやすい記事になります。
学びを共有することに価値がある
学習ノートは、自分のための記録であると同時に、他の人の学びにもつながります。
あなたが疑問に思ったことは、他の誰かも疑問に思っているかもしれません。
あなたが理解するために書いた説明が、他の人の理解を助けることもあります。
完璧な記事を書く必要はありません。
まずは学んだことを整理し、自分の言葉で書いてみてください。
書くことは考えることであり、考えることは学ぶことです。
WIISが、皆さまの学びを記録し、共有する場となることを願っています。