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ECONOMICS

経済学

経済学のコース一覧です

ミクロ経済学

MICROECONOMICS

世の中に存在する資源は有限であるため、それをいかに配分し、活用するかが問題になります。経済学は資源配分について分析する学問です。ミクロ経済学の特徴は、消費者や企業など、個々の主体による意思決定を分析単位とする点です。

前提知識

論理 100%
集合 80%
実数 70%
ユークリッド空間 70%
微分積分 80%
線形代数 60%
凸解析 70%
対応 70%
世の中に存在する資源は有限であり、加えて消費者は所得をはじめとする様々な制約に直面しているため、好きなものを好きなだけ消費できるわけではありません。だからこそ消費者が何をどのように選ぶのかという問題について考える意味があります。消費者理論は、様々な制約に直面する消費者がどのような意思決定を行うかを明らかにしようとします。
世の中に存在する資源は有限であり、加えて生産者は技術水準や資本をはじめとする様々な制約に直面しているため、好きなものを好きなだけ生産できるわけではありません。生産者理論は、様々な制約に直面する生産者がどのような意思決定を行うかを明らかにしようとします。
市場において商品が少数の生産者によって供給されている場合や商品の差別化が行われている場合などにはプライス・テイカーの仮定は成り立たず、生産者は価格を主体的に操作できます。そのような不完全競争市場における生産者の行動を分析します。
現実の様々な場面において行動と結果は1対1で対応しているとは限りません。ある行動を選択した場合、実際に起こり得る結果として複数の候補が存在し、なおかつ、その中のどの結果が実際に起こるかが完全に予測できない状況、すなわちランダムネスが成立している状況が起こり得るということです。以上の状況下における最適な意思決定について考えます。

ゲーム理論

GAME THEORY

ゲーム理論は戦略的相互依存性が存在する状況を研究する学問です。戦略的相互依存性が存在する状況とは、複数の主体が関わり合う場面において、それぞれの主体が最終的に直面する結果が自身の行動だけによって決まるのではなく、他の主体による行動にも依存するような状況を指します。

前提知識

論理 100%
集合 80%
実数 70%
ユークリッド空間 70%
微分積分 80%
対応 70%
戦略的相互依存関係が成立する状況をゲームと呼びます。ゲームを特徴づける要素をゲームのルールと呼びます。ゲームを記述するためには、そのゲームのルールを具体的に特定する必要があります。
完備情報の静学ゲームとは非協力かつ静学かつ完備情報であるようなゲームのことです。つまり、そこではプレイヤーたちの間に拘束的な合意は成立せず(非協力)、それぞれのプレイヤーは意思決定を行う際に他のプレイヤーたちが行った意思決定を事前に観察できず(静学)、なおかつゲームのルールはプレイヤーたちにとって共有知識です(完備情報)。完備情報ゲームにおける均衡概念はナッシュ均衡です。
不完備情報の静学ゲームとは非協力かつ静学かつ不完備情報であるようなゲームのことです。つまり、そこではプレイヤーたちの間に拘束的な合意は成立せず(非協力)、それぞれのプレイヤーは意思決定を行う際に他のプレイヤーたちが行った意思決定を事前に観察できず(静学)、なおかつ少なくとも1人のプレイヤーがゲームのルールに関して私的情報を持ちます(不完備情報)。不完備情報ゲームにおける均衡概念はベイジアンナッシュ均衡です。
完備情報の動学ゲームとは非協力かつ動学かつ完備情報であるようなゲームのことです。つまり、そこではプレイヤーたちの間に拘束的な合意は成立せず(非協力)、それぞれのプレイヤーは順番に意思決定を行い(動学)、なおかつゲームのルールはプレイヤーたちの共有知識です(完備情報)。
ゲーム理論における具体的かつ代表的なゲームについて解説します。

オークション理論

AUCTION THEORY

ゲーム理論の知見をもとにオークションが想定する状況を定式化し、参加者のインセンティブを踏まえた上で社会的に望ましいオークションルールを設計する方法を解説します。

前提知識

論理 100%
集合 80%
ゲーム理論 80%
1つの商品をめぐって複数の買い手たちが入札を行うオークションにおいて、それぞれの入札者は商品に対する評価額、すなわち商品に対して支払ってもよい金額を持っていますが、これは私的情報です。以上の状況において望ましいオークションルールを考察します。
異なる種類の商品が同時に売りに出され、入札者が商品の組合せに対して入札を行うオークションにおいて、それぞれの入札者は商品の組み合わせに対する評価額を持っていますが、これは私的情報です。以上の状況において望ましいオークションルールを考察します。

マッチング理論

MATCHING THEORY

取引の交換媒体として貨幣を利用できない状況において、社会的に望ましい資源配分メカニズムをゲーム理論を用いて設計します。

前提知識

論理 100%
集合 80%
ゲーム理論 80%
商品を1つずつ所有している複数のプレイヤーが何らかのルールにもとづいて商品を交換しようとしている状況を非分割財の交換問題(シャプレー・スカーフ経済、住宅市場モデル)と呼ばれるモデルを定式化した上で、そこでの望ましいメカニズム、すなわち商品交換ルールについて解説します。
2つのグループに分かれたプレイヤーたちを何らかのルールにもとづいてグループ間で1対1でマッチングさせる資源配分問題を1対1のマッチング問題(安定結婚問題)と呼ばれるモデルとして定式化した上で、そこでの望ましいマッチングルールについて解説します。

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