Calculus

微分積分学

微分積分学は、関数の極限を基礎として、変化や蓄積の法則を研究する分野です。WIISでは、1変数関数の微積分からベクトル値関数、多変数関数、スカラー場・ベクトル場の微積分まで、解析学の基礎を体系的に学ぶための教材を提供しています。極限・連続性・微分可能性といった概念を厳密に理解しながら、定義・定理・証明を通じて数学的な思考力を養い、微分方程式や最適化理論へとつながる基礎を築くことを重視しています。

微分積分学の分野

1変数関数の微分

1変数関数の微分の概念を定義した上で、微分の基本性質や初等関数の微分、平均値の定理、高階の微分、テイラーの定理などについて学びます。これらの知識は後に1変数関数を目的関数とする最適化について学ぶ上での基盤になります。

1変数関数の積分

1変数関数のリーマン積分について学びます。具体的には、積分の概念を定義した上で、積分の基本性質や初等関数の積分、微分と積分の関係、関連する諸定理について学びます。

ベクトル値関数の微分

曲線(1変数のベクトル値関数)について、その微分を定義した上で、微分に関して成り立つ様々な性質を解説します。

ベクトル値関数の積分

1変数のベクトル値関数(曲線)について、そのリーマン積分を定義した上で、積分に関して成り立つ様々な性質を解説します。

多変数関数の微分

多変数関数(スカラー場)について、偏微分、方向微分、全微分などの様々な微分概念を定義するとともに、これらの微分概念の性質について解説します。

多変数関数の積分

多変数関数について、そのリーマン積分を定義した上で、積分に関して成り立つ様々な性質を解説します。

多変数ベクトル値関数の微分

多変数のベクトル値関数(ベクトル場)の偏微分や方向微分、全微分などの概念について解説します。

関数の最適化

与えられた制約条件のもとで関数の値を最大化または最小化する変数の値を求めることを最適化と呼びます。ここでは微分可能な関数を対象とする様々な最適化問題の解法を解説します。

微分積分の応用例

微分積分の現実社会における具体的な応用例について解説します。

学習ガイド

大学で学ぶ微積分は高校数学と何が違うのか|計算から証明へ

高校数学の微積分と大学で学ぶ微積分は何が違うのでしょうか。本記事では、計算中心の高校数学と、定義や証明を重視する大学数学の違いを解説し、実数論を学ぶ意味についても説明します。

なぜ大学数学では証明を学ぶのか|高校数学との違いと証明の役割

大学数学では、計算だけでなく証明を重視します。なぜ証明が必要なのか、高校数学との違いは何かを解説しながら、大学数学における証明の役割と学ぶ意義を説明します。

大学の数学カリキュラムとWIISのカリキュラムは何が違うのか

多くの大学では入学後すぐに微分積分学や線形代数学を学び、その後に実数論や位相空間論などの理論的な科目へ進みます。一方、WIISでは論理学・集合論の後に実数論を学び、その上で微分積分学へ進むカリキュラムを採用しています。本記事では、それぞれの考え方とWIISの学習順序のメリットについて解説します。

新着教材

多変数の有理関数の偏微分

多変数の有理関数を偏微分する方法について解説します。

ケプラーの法則:ベクトル値関数の微積分の応用例

ケプラーの第1法則・第2法則・第3法則を、ベクトル解析とニュートン力学を用いて厳密に解説します。面積速度一定の法則、楕円軌道、離心率ベクトル、極座標表示、ニュートン力学との関係を導出します。

楕円運動の解析:ベクトル値関数の微積分の応用例

楕円運動のもとでの速度、加速度、速さ、道のりについて解説します。等角速楕円運動、非等角速楕円運動、3次元空間における斜面上での楕円運動も扱います。

フレネ・セレの公式(フレネ標構の変化)

3次元空間上の曲線の局所的性質を記述するフレネ・セレの公式について解説します。曲線を時間パラメータ表示する場合と弧長パラメータ表示の場合のそれぞれについて公式を導出した上で、その意味を解説します。

曲線の接触平面・従法線ベクトル・捩率

3次元空間では曲線が「どれだけ曲がるか」だけでなく「どのようにねじれるか」も重要です。ここでは接触平面の回転や従法線ベクトルの変化、捩率の意味と公式の導出まで厳密に解説します。

円運動の解析:ベクトル値関数の微積分の応用例

円運動のもとでの速度、加速度、速さ、道のりについて解説します。等速円運動、非等速円運動、3次元空間における斜面上での円運動も扱います。さらに、円運動を弧長パラメータ表示した上で曲率などを求めます。

最新の議論