問題1(25点)
問題(国民経済計算)
以下の主張の真偽を判定してください(各5点)。
- 国内純生産は、国内総生産から中間財の投入額を控除したものである。
- 国民総所得は、国内総生産に輸出を加え、輸入を控除したものである。
- 国内総生産には、家事労働によって生み出された付加価値が帰属計算によって形状されている。
- 国内総生産は、経済全体の総生産額から中間投入額と固定資本減耗を控除したものである。
- 株式や土地の売却によって発生したキャピタルゲインは国内総生産に含まれない。
問題2(20点)
問題(三面等価の帰結)
以下の資料をもとに問いに答えてください(各5点)。
$$\begin{array}{lr}
\hline
民間最終消費支出 & 300兆円 \\ \hline
政府最終消費支出 & 70兆円 \\ \hline
国内総固定資本形成 & 120兆円 \\ \hline
固定資本減耗 & 30兆円 \\
\hline
在庫品増加 & 20兆円 \\ \hline
間接税 & 40兆円 \\ \hline
補助金 & 25兆円 \\ \hline
輸出 & 60兆円 \\ \hline
輸入 & 45兆円 \\ \hline
海外からの純要素受け取り & 10兆円 \\ \hline
\end{array}$$
- GDI(国内総所得)を求めてください。
- GNI(国民総所得)を求めてください
- NNI(国民純所得)を求めてください。
- NI(国民所得)を求めてください。
問題3(20点)
問題(産業連関分析)
2つの産業から構成される経済に関する産業連関表が以下のように与えられているものとします。以下の問いに答えてください(各5点)。

図:産業連関表
- 表中の空欄を埋めて表を完成させてください。
- 投入係数行列\(A\)を求めてください。
- レオンチェフ逆行列\(\left( I-A\right) ^{-1}\)を求めてください。
- 産業\(1\)の最終需要が\(10\)増加したとき、各産業の生産額はどれだけ増加するかを求めてください。
問題4(10点)
問題(45度線モデル)
閉鎖経済かつ短期を想定します。\(t\)期における財市場の状態が、\begin{eqnarray*}Y_{t} &=&C_{t}+I_{t}+G_{t} \\
C_{t} &=&0.9Y_{t}+20
\end{eqnarray*}と記述されているものとします。ただし、\begin{eqnarray*}
Y_{t} &:&t\text{期の国民所得} \\
C_{t} &:&t\text{期の消費} \\
I_{t} &:&t\text{期の投資} \\
G_{t} &:&t\text{期の政府支出}
\end{eqnarray*}です。今期における投資と政府支出が、\begin{eqnarray*}
I_{t} &=&30 \\
G_{t} &=&20
\end{eqnarray*}であるものとします。来期には投資が10パーセント増加して、\begin{equation*}
G_{t+1}=33
\end{equation*}になることが予想されているものとします。来期の均衡国民所得を今期と比べて10パーセント増加させるためには、来期の政府支出は今期と比べて何パーセント増やす必要があるかを特定してください。
C_{t} &=&0.9Y_{t}+20
\end{eqnarray*}と記述されているものとします。ただし、\begin{eqnarray*}
Y_{t} &:&t\text{期の国民所得} \\
C_{t} &:&t\text{期の消費} \\
I_{t} &:&t\text{期の投資} \\
G_{t} &:&t\text{期の政府支出}
\end{eqnarray*}です。今期における投資と政府支出が、\begin{eqnarray*}
I_{t} &=&30 \\
G_{t} &=&20
\end{eqnarray*}であるものとします。来期には投資が10パーセント増加して、\begin{equation*}
G_{t+1}=33
\end{equation*}になることが予想されているものとします。来期の均衡国民所得を今期と比べて10パーセント増加させるためには、来期の政府支出は今期と比べて何パーセント増やす必要があるかを特定してください。
問題5(10点)
問題(定額税減税の影響)
閉鎖経済における税制が、定額税と所得の25パーセントの所得税で構成されているものとします。定額税を対象に5兆円の減税が行われた場合に均衡国民所得がどれだけ増加するか明らかにしてください。ただし、限界消費性向は\(0.8\)であるものとします。
問題6(15点)
問題(IS曲線)
閉鎖経済を想定します。消費関数が、\begin{equation*}
C\left( Y-T\right) =50+0.8Y
\end{equation*}であり、投資関数が、\begin{equation*}
I\left( Y,r\right) =20-100r+0.1Y
\end{equation*}であるものとします。ただし、\begin{eqnarray*}
Y &:&\text{国民所得} \\
T &:&\text{税} \\
r &:&\text{実質利子率} \\
G &:&\text{政府支出}
\end{eqnarray*}と定めます。以下の問いに答えてください。
C\left( Y-T\right) =50+0.8Y
\end{equation*}であり、投資関数が、\begin{equation*}
I\left( Y,r\right) =20-100r+0.1Y
\end{equation*}であるものとします。ただし、\begin{eqnarray*}
Y &:&\text{国民所得} \\
T &:&\text{税} \\
r &:&\text{実質利子率} \\
G &:&\text{政府支出}
\end{eqnarray*}と定めます。以下の問いに答えてください。
- IS曲線を求めてください(5点)。
- 中央銀行の政策により実質利子率\(r\)が1パーセント上昇した状況を想定します。均衡国民所得を元の水準に保つためには、政府は政府支出をどのように変化すればよいかを明らかにしてください(10点)。
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