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全事象

標本空間はそれ自身の部分集合であることから、これもまた事象です。標本空間を事象とみなしたとき、それを全事象と呼びます。全事象は試行によって必ず起こる現象に相当する事象です。

固有多項式(特性多項式)を用いた固有値の特定方法

正方行列の固有値が明らかになれば、固有値に対応する列固有ベクトルを特定できます。また、固有値は固有多項式と呼ばれる多項式関数の根と一致するため、固有値を特定する作業を多項式関数の根を特定する作業へ帰着させることができます。

写像による像と写像の値域

写像による始集合の要素の像や、写像による始集合の部分集合の像などについて解説した上で、それらの概念が満たす性質について整理します。

アフィン集合の定義と具体例

ユークリッド空間の部分集合に属する2つの点を任意に選んだとき、それらの任意のアフィン結合がその集合の要素であるならば、その集合をアフィン集合と呼びます。

実数の除法

除法と呼ばれる二項演算は乗法から間接的に定義されます。除法に関する性質もまた、乗法の性質を規定する公理から証明されてはじめて正しいものとして認められます。

転置行列の行列式の値

行列のij成分とji成分を入れ替えることで得られる行列を転置行列と呼びます。正方行列の行列式の値と、その転置行列の行列式の値は一致します。

関数の片側微分(半微分・右側微分・左側微分)

関数の点における微分係数は極限を用いて定義されますが、その点が区間の境界点である場合などには通常の意味での極限が定義不可能であるため、片側極限を用いて微分可能性を定義します。このようにして定義された微分係数を片側微分係数と呼びます。

命題変数の解釈

任意の命題変数Pおよび命題定数T,Fは論理式です。命題変数Pは0または1を値としてとり得る一方、命題定数Tの値は常に1であり、命題定数Fの値は常に0です。

有界数列と収束数列の関係

数列のすべての項からなる集合が上に有界ならば、その数列は上に有界であると言います。また、数列のすべての項からなる集合が下に有界ならば、その数列は下に有界であると言います。上に有界かつ下に有界な数列を有界な数列と呼びます。収束列は有界ですが、有界な数列は収束するとは限りません。

数列を用いた開集合・閉集合の判定

実数空間 R の部分集合 A が閉集合であることの意味を数列を用いて表現することもでき、こちらの定義を採用した方が閉集合であることを容易に判定できる場合があります。

全体集合

議論の対象となるすべての要素からなる集合を全体集合と呼びます。全体集合は命題関数の変数の定義域と実質的に同じ概念です。

区間塊

有限個の互いに素な区間の和集合として表される点集合を区間塊と呼びます。すべての区間塊からなる集合族は集合環としての性質を満たします。

高々可算集合

有限濃度よりも大きく可算濃度よりも小さい無限濃度は存在しません。つまり、可算濃度は最小の無限濃度です。そこで、有限集合と可算集合を総称して高々可算集合と呼びます。

実数空間の完備部分集合

実数空間Rの非空な部分集合Aの要素を項として持つ任意のコーシー列の極限がAの要素になる場合、Aを完備な部分集合と呼びます。実数空間の部分集合が完備であることと、その集合が閉集合であることは必要十分です。

純粋交換経済における厚生経済学の基本定理

純粋交換経済においてワルラス均衡のもとで実現する配分はパレート効率的です(厚生経済学の第1基本定理)。また、パレート効率的な配分が与えられたとき、適切な再配分と価格体系のもとでは、その配分をワルラス均衡として実現できます(厚生経済学の第2基本定理)。

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