エピグラフ・ハイポグラフを用いた1変数の凸関数・凹関数の判定 1変数関数が凸関数であることとその関数のエピグラフが凸集合であることは必要十分であり、1変数関数が凹関数であることとその関数のハイポグラフが凸集合であることは必要十分です。
多変数ベクトル値関数の偏微分と1変数ベクトル値関数の微分の関係 多変数のベクトル値関数(ベクトル場)を偏微分するプロセスは1変数のベクトル値関数(曲線)を微分するプロセスと実質的に等しいため、偏微分を行う際には微分に関する諸々の公式を活用できます。
線型近似としてのベクトル値関数の微分(曲線の接線) ベクトル値関数を微分することとは、その関数をシンプルな1次式で近似する(線型近似)ことを意味します。その意味をランダウの記号や無限小などの概念を用いて解説します。
述語論理とは何か 変数を含む文や式は変数に具体的な値を代入することによりはじめて命題となり、その正しさを判定できるようになります。一般に、変数を含む文や式を命題関数と呼びます。命題関数は述語論理の対象となる最小単位の概念です。
集合の濃度の大小関係 集合Aから集合Bへの単射が存在する場合、Aの濃度はBの濃度以下であると言います。濃度の大小関係を二項関係とみなしたとき、これは反射律・反対称律・推移律・完備律を満たす全順序関係です。